畑ヴァイオリンアカデミーの歩み

History

1964

大阪フィルハーモニー交響楽団ヴァイオリン奏者、畑実が東大阪市に畑実ヴァイオリン教室を開設。
同時に近畿大学文化会交響楽団の弦楽器トレーナーに就任、学生オーケストラの指導にも力を注ぐ。
また、東大阪のアマチュア合唱団(東大阪第九シンフォニー合唱団)とアマチュアオーケストラ(近畿フィルハーモニー管弦楽団)でベートーヴェン作曲交響曲第9番(通称「第九」)演奏会に尽力する。

1986

大阪フィルハーモニー交響楽団定年退団を機に『畑ヴァイオリンアカデミー』と改称。
同時に娘、畑千穗が講師に加わる。

1992

創設者、畑実死去(享年68歳)。
畑千穗が父の理念を引き継ぎ、個人レッスンと「東大阪の第九」を継続。
創設者の希望であった「子どもたちのアンサンブル」を創設者死去後に畑千穗が学生を中心としたストゥリングス・オーケストラを結成。市の文化行事や幼稚園・保育園・老人ホームの慰問等、積極的に活動している。

200312

ユネスコ平和芸術家(当時ヴァイオリニストでは日本で唯一)二村英仁氏のユネスコ活動実行委員会主催による「フレンドシップコンサート」にストゥリングス・オーケストラが出演。
畑ヴァイオリンアカデミー・ストゥリングス・オーケストラは、ヨハン・シュトラウス作曲「美しく青きドナウ」、ビゼー作曲「カルメン組曲」、チャイコフスキー作曲「バレエ組曲 胡桃割人形」など(全て畑千穗編曲)合奏演奏し、好評を得、その収益をエチオピア医療機関に寄付する。

20154

東日本大震災復興支援チャリティ「千の音色でつなぐ絆」ヴァイオリンコンサートにて、東大阪の代表に選ばれ、卒業生有志と在学生と共に出演。
ソロは指導者の畑千穗を含む4人が担当し「愛の挨拶」「チャルダッシュ」「華麗なるポロネーズ」「ヴォカリーズ」を演奏。合奏は上級者でヴィヴァルディ作曲「合奏協奏曲 四季」より「春 第1楽章」「冬 第2楽章」「夏 第3楽章」を、出演者全員で「讃美歌320番」「虹の彼方に」を震災で亡くなられた御霊に心を込めて捧げ、最後は明日への希望を活気を持ってヨハン・シュトラウスⅠ作曲「ラデッキー・マーチ」で締め、1000人のお客様から好評を得たのちに、コンサートの収益を陸前高田市へ高田松原再生募金する。

レッスンでは、「大人にも小さなお子様にも妥協することなく正しい音楽を育成すること」をモットーに後進の指導と共に、「東大阪の第九」にも尽力し、40年間継続。
年1回、門下生演奏会を開催。「お客様の心に響く演奏」を目指し指導し、「発表会」でなく「門下生演奏会」と銘打って居ります。

代表講師

Representative lecturer

畑ヴァイオリンアカデミー代表

畑 千穗 Chiho Hata

大阪芸術大学演奏学科ヴァイオリン専攻卒業。
辻久子、青砥華、畑実に師事。
日本弦楽指導者協会正会員。

近畿フィルハーモニー管弦楽団のコンサートミストレスを1988年より18年間務める。
1995年にニューヨーク・カーネギーホールにて催された「日米親善クリスマス第九演奏会」では、サブコンサートマスターを務める。

個人レッスンでは、技術指導と豊かな心の育成をヴァイオリンを通じて学んで頂くことを心掛けています。

モットー

  • 悔いの残らない毎日を!
  • 最後まで諦めず最善を尽くす!
  • やるからには熱く燃えよう!
  • その先には必ず素晴らしい充実感がある!